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司法書士ショシ・ヨークの成功とは何か

司法書士として成功する方法を試行錯誤するブログ

記述式の採点を研究する 第6回~枠ズレ0点伝説の終焉~

2013.10.28 (Mon)
その昔、
「枠ズレ0点伝説」なるものが存在した。

悪魔A「いいか、お前たちよーく聞け!今から貴様らに不動産登記申請書を書いてもらう。」

戦士たち「フッ!何を言い出すかと思いきや、俺達は、そんな訓練は毎日のようにやってきた!!」

悪魔B「甘い!!ただ書くだけではない!今から依頼者を呼んでくる。その依頼者の依頼どおりに申請するのだ!」

戦士たち「貴様ら、悪魔の考えなどお見通しだ!何でもかかって来い!」

大悪魔「威勢の良い餓鬼共だ!ならばこれはどうだ!枠を一つでもずらせば0点だ!!!!」

戦士たち「・・・・・・・・・・。」

戦士たちは絶句した。

戦士たちのペンは止まった。

何人もの戦士たちが諦めた。

勇気ある戦士たちは、なお立ち向かったが0点となった。

諦めきれない戦士たちは予備校に通った。

ある師は言った、
「Fコンです。」
またある師は言った、
「答案構成が大事!答案構成用紙に書きまくれ!」
大師匠は一蹴した、
「枠はずすなんざぁ、勉強不足っすわっ!」

戦士たちは限界を感じた。
「どんなに練習でしっかり出来ても、本番では手が止まってしまい、時間がなくなってしまう。」

そんな戦士たちを見兼ねて、ある一人の神が立ち上がった。

記述の神「大悪魔よ!枠ズレ0点は乱暴過ぎるのではないか?」

大悪魔「ふんっ!大上際の悪い戦士にはこれくらいがちょうど良い!」

記述の神「大悪魔よ!登記申請には補正があるのを知っているか?」

大悪魔「・・・・・。」

記述の神「大悪魔よ!依頼者の依頼どおりに申請しなくとも、泣きじゃくって謝れば二度と依頼は来ないが、許してもらえる場合があることを知っているか。」

大悪魔「・・・・・・。」

記述の神「採点せよ!」

大悪魔「・・・・・。」

記述の神「白紙解答と同じく0点はありえない!!!採点するのだっ!」

記述の神は、権力をちらつかせた。

大悪魔「わ、わ、わかった、場合によっては採点して、部分点くらいはくれてやろう。」

記述の神「それで良い。」

戦士たちは安堵した。

戦士たちはもう一度ペンをとった。

戦士たちのペンは動き始めた。

記述の神は、戦士たちに言った、
「気を抜くでないぞ、悪魔たちは次なる手を考えておる。お前たちは、素振りをするのだ。毎日、毎日、毎日、休むことなく素振りをするのだ。そうすれば、道は開ける。フォッフォッフォッ」

こうして、平成25年度司法書士試験で「枠ズレ0点伝説」は終焉を迎えた。

しかし、これは新たな伝説の序章に過ぎなかった・・・、

「枠ズレ採点伝説」

戦士たちは混乱する。

そして戦士たちは、大悪魔にこう言うだろう・・・・、

「採点方法がよくわからん・・・・。」



この物語は、完全なフィクションです。
当ブログの管理者の私見に基づく創作物語です。
枠ズレ採点について情報をいただいた皆様、本当にありがとうございました!

ショシ・ヨーク







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コメント

No title
なんだかよく分かりませんでしたが、「採点基準を明確にしてほしい」ということなんでしょうか。
ショシ・ヨークさんは今後の司法書士試験のことまで考えてらっしゃるなんて偉いですね。
No title
こんばんは。

記事本文も笑えましたが、遊々さんのコメント「なんだかよく分かりませんでしたが、」も笑ってしまいました・・・スミマセン

「素振り」についてはわかる人にはわかるんでしょうが、知らない人には意味不明ですね(笑

戦士たちは大悪魔に苦しめられ続ける運命なんでしょうね(´・ω・`)
Re: No title
遊々さん

コメントといいますか、ご指摘ありがとうございます。

わかりづらいですよね。すみません。

>「採点基準を明確にしてほしい」ということなんでしょうか。

そうですね。
まあ、正確には「すべきではないか?」
という問題提起です。

あまり詳しく説明すると、
寒いコントをしたお笑い芸人が、
自分のコントを事後的に説明するみたいな、
非常に恥ずかしいことになるのですが・・・・。

出発点は、記述の枠ズレ採点はされたのか?というものです。
合格発表前は、「採点されない」、「0点だ」という声が多かったのですが、
ただお一人採点されるといい続けた講師がおりまして、
ご存知、山本大先生です。

最近、私なりに枠ズレが採点されている裏づけがとれまして、
これは記事にしたいと思ったんです。

ただ、いつもの文体で書くと、
角が立つかと思いまして、
少し私なりぼかしたんつもりだったんです。
まあ、それがわかりづらい記事なってしまい・・・。

今回の記事のネタ元は山本大先生のブログです。
またお時間のあるときに読んでみてください。
「枠ズレの話1~4」
http://plaza.rakuten.co.jp/yamamotokoji/diary/201307120000/

> ショシ・ヨークさんは今後の司法書士試験のことまで考えてらっしゃるなんて偉いですね。

いえいえ、そういう大それたものではないですよ。
ただ、「記述式の採点方法(基準)を明確にすべきだ」
とは強く思ってます。
これからも何人かの近しい知人が試験に臨みますし、
ブログ村の受験生の方も来年の試験後に私たちと同じように悶々とするでしょうから・・・。

遊々さんのコメントのおかげで弁明の機会ができました。
ただのよくわからない記事に変わりはありませんが・・・。

ありがとうございました。
Re: No title
MMDさん

コメントといいますか、フォローありがとうございます。

わかっていただける方が一人でもいらっしゃって、すごくほっとしました。

そうなんですよ、
結局、受験生は採点方法や配点が分からない限り、
不公平感は払拭できないんですよね。

今後も色々な伝説が生まれるのでしょうね。
勝ち抜くためには「素振り」しかないですね。

駄作記事失礼しました。

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