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司法書士ショシ・ヨークの成功とは何か

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記述式の採点を研究する 最終回~総括(採点 水の如し)~

2013.10.31 (Thu)
「水に常形無くして地に従いて形を生ず」(孫子-虚実篇より)

こんにちは、ショシ・ヨークです。
今回で「記述式の採点を研究する」を最終回にしたいと思います。
まだまだ研究したいことはありますが、
合格した方もそうでなかった方も次に進む時期だと思います。
(第6回が駄作だったから打ち切りではありません・・・・。)

まずは、お礼とお詫びから。

この不毛な研究を始めた頃は、完全な自己満足でした。
今年初めて択一基準点を超え、舞い上がったのは束の間。
記述の点数に怯える毎日でした。
そして気を紛らすかのように始めたのがこの研究でした。
一受験生が始めた研究に誰が参加してくれるのだろう、
と期待せずにいたのですが、
予想以上にたくさんの方から情報を提供していただき、
さらには、たくさんのアドバイスをいただきました。
おかげさまで、少なくとも今年度の採点方法については、
核心が見え隠れしたのではないかと自負しております。

コメントいただいた多くの皆様、
本当にありがとうございました。

また、これは合格発表後のコメントなどでわかったことですが、
当該研究記事をご自身の自己採点の一資料としていただいた方が、
幾人かいらっしゃったようです。
期待させたり、不安にさせた内容がいくつもあったと思います。

今後はブログ村に参加している以上は、今まで以上に、
人に読まれていることを意識して記事を書いていきたいと思います。

さて、ここからが本題なのですが、
お忙しい中、たくさんの方が情報を提供してくれましたので、
最後は、本年度の採点方法を私なりに総括したいと思います。

不動産登記法
枠をはずしても採点はされており、試験委員はその答案から、
受験生の理解度を判断し、白紙解答とは大きく差を付けたと思われます。
ただ、枠をはずしても採点されたこと以外は、例年通りなのかもしれません。
根拠は、枠をはずさなかった答案は、
予備校の採点と(私の知る限り)ほとんど差異はなく、
予備校の配点に近かったことが上げられます。

商業登記法
こちらは情報が少なくないため、
他のブロガーさんや2chの猛者のご感想も含めます。
自己採点や予備校の採点より低かった、
という感想をお持ちの方が多いと感じました。
斯く言う私も、その内の一人で、
少なくとも不動産登記法よりは間違った箇所は少ないです。
にもかかわらず、不動産登記法より点数は低いです。
私の場合、裏面には特に目立った間違いはありませんでした。
しかし、表面は添付書面併せて6箇所ほど間違えていました。
点数は24点でした。単純計算でも1箇所マイナス2点ほどです。
ちなみに某予備校の採点では28点でした。
これは、予備校の研究が間違っていたのでしょうか?
それとも、世に言う「傾斜配点」がどこかでなされたのでしょうか?
真相は藪の中です。

総括
記述式の採点は、「みずもの」である、
というのは何処かで聞いたような気がします。
それを身を持って体験した、
ただそれだけのことなのかもしれません。
今年は枠がずれても採点されたようですが、
来年はどうなるかは誰にもわかりません。
わかっていることは、
択一の基準点を超えた猛者たちの中で、
平均以上の答案を書かなければ、
記述の基準点は超えないということでしょう。
毎年平均点が偶然にも40点付近なのか?
40点付近が平均点になるよう調整するのか?
知るすべはありませんが、
猛者たちの答案次第で、基準点が決まる以上、
不毛な研究であったことに異論はないでしょう。(笑)

「採点に常形無くして平均に従いて基準点を生ず」(ショシ・ヨーク-記述篇より)



アドバイスや情報を提供していただいた方
yamabeさん、bassさん、つばきさん、受験は内緒さん、ryoさん、しゅんさん、
ぶんたさん、チキンさん、先輩さん、球児さん、あどさん、ねこねこさん
けんけんポン太さん、でかさん、非公開さん、名無しさん

助け舟を出していただいた方
遊々さん、MMDさん

参考にさせていただいたもの
根本先生のガイダンス、竹下先生のガイダンス
山本先生のブログ、姫野先生のブログ
向田先生のブログ、松本さんのブログ
ブログ村の合格者ブログ
2CH「平成25年度司法書士試験合格者サロン」など

以上、ありがとうございました!
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開業するために必要なこと(1)

2013.10.29 (Tue)
こんにちは、ショシ・ヨークです。

前回の記事を読んでいただいた方、
いつもありがとうございます。
読まれて頭がおかしくなったか?と思われた方、
ごもっともですが、大丈夫です。
もともとあれくらいのものです。

前置きはさておき、
先日、昨年度合格者数名とお会いする機会がありまして、
現在の状況を少し窺ったのですが、
その中に即独して、最近廃業した方がいらっしゃいました。
理由は、「依頼が来ない」とのこと。
場所は、都内のとある雑居ビル。補助者経験あり。
集客方法は、基本的にWEB。
今後はどうするのかと窺うと、
某司法書士事務所に採用されたとのことでした。
開業人生はわずか6ヶ月ほどだったそうです。
本人は認定考査の勉強しながら試しにやってみただけと、
強がっていましたが、甘くはないと再認識させられました。
ただ、WEB集客のみで半年は、少し辛抱が足りないのかもしれませんね。

私は、誰が廃業しようとも、
どんなにネガティブな情報が飛び交おうとも、開業する予定です。
今は開業するために色々勉強したり、人にお会いしたりしてます。
頑張ります。応援よろしくお願い致します。

またまた前置きになってしまいましたが・・・、ここから本文です。

今回の記事は、
その開業をするために必要なことを箇条書きにしようというものです。
ただ、開業に必要なことは今後の勉強や人からアドバイスをいただくことによって、
増えていくと思いましたので、1回の記事では終わらないだろうな、ということで、
シリーズ化しようと思った所存でございます。

これは開業準備自体ではありません、開業準備の準備です。
また、開業して成功するために必要なものでもありません。
至極当たり前のことも書いていきます。
気軽に楽しんでいただければ幸いです。

《開業するために必要なこと》

・司法書士試験に合格する
いよいよ、来週は最終合格発表ですね。
あれ?掲示される受験番号ってどっちなんだろう?筆記?口述?
早速、管轄の法務局に電話を・・・
横浜「口述試験の受験番号です。」ガチャッ
感じ悪いし、何か不安なので、セカンドオピニオンとして東京に電話を・・・
東京「筆記試験の受験番号が掲示されます。」
感じの良い方だったけど・・・、えっ!?どっちだ?
ホームページを見る限り、昨年度の最終合格者番号は筆記っぽいな。
まあ、いいか。両方で確認してみよう・・・。

・司法書士会の研修を受ける
色々研修はありますが、単位会によってルールが違うみたいですね。
私が受講する、東京会の新人研修で配られる資料はとても実務に役立つみたいです。
研修自体は忙しかったり、遠くてあまり出席できないけど、
資料だけもらうために参加する方もいるくらいらしいです。(修了証はもらえないみたいですが・・・)
開業されるお近くの地域の方も是非検討してみてはいかがでしょうか?
一応リンク貼っておきます。

・司法書士会に登録・入会する
ここまでたどり着けば「司法書士」を名乗ることができるのですね。
単位会によっては研修がマストのところもあるみたいですね。
登録・入会については、勉強不足なのでおいおい記事にしていきます。

長くなったので今回はこのあたりで・・・。
今回は、当たり前のことしか書いてませんね・・・・。
次の回では、もう少し読みがいのある個性的なことが書けたらと思います。

今回のシリーズはゆっくり更新すると思いますが、
気長に読んでいただけたら幸いです。

それでは失礼します。

記述式の採点を研究する 第6回~枠ズレ0点伝説の終焉~

2013.10.28 (Mon)
その昔、
「枠ズレ0点伝説」なるものが存在した。

悪魔A「いいか、お前たちよーく聞け!今から貴様らに不動産登記申請書を書いてもらう。」

戦士たち「フッ!何を言い出すかと思いきや、俺達は、そんな訓練は毎日のようにやってきた!!」

悪魔B「甘い!!ただ書くだけではない!今から依頼者を呼んでくる。その依頼者の依頼どおりに申請するのだ!」

戦士たち「貴様ら、悪魔の考えなどお見通しだ!何でもかかって来い!」

大悪魔「威勢の良い餓鬼共だ!ならばこれはどうだ!枠を一つでもずらせば0点だ!!!!」

戦士たち「・・・・・・・・・・。」

戦士たちは絶句した。

戦士たちのペンは止まった。

何人もの戦士たちが諦めた。

勇気ある戦士たちは、なお立ち向かったが0点となった。

諦めきれない戦士たちは予備校に通った。

ある師は言った、
「Fコンです。」
またある師は言った、
「答案構成が大事!答案構成用紙に書きまくれ!」
大師匠は一蹴した、
「枠はずすなんざぁ、勉強不足っすわっ!」

戦士たちは限界を感じた。
「どんなに練習でしっかり出来ても、本番では手が止まってしまい、時間がなくなってしまう。」

そんな戦士たちを見兼ねて、ある一人の神が立ち上がった。

記述の神「大悪魔よ!枠ズレ0点は乱暴過ぎるのではないか?」

大悪魔「ふんっ!大上際の悪い戦士にはこれくらいがちょうど良い!」

記述の神「大悪魔よ!登記申請には補正があるのを知っているか?」

大悪魔「・・・・・。」

記述の神「大悪魔よ!依頼者の依頼どおりに申請しなくとも、泣きじゃくって謝れば二度と依頼は来ないが、許してもらえる場合があることを知っているか。」

大悪魔「・・・・・・。」

記述の神「採点せよ!」

大悪魔「・・・・・。」

記述の神「白紙解答と同じく0点はありえない!!!採点するのだっ!」

記述の神は、権力をちらつかせた。

大悪魔「わ、わ、わかった、場合によっては採点して、部分点くらいはくれてやろう。」

記述の神「それで良い。」

戦士たちは安堵した。

戦士たちはもう一度ペンをとった。

戦士たちのペンは動き始めた。

記述の神は、戦士たちに言った、
「気を抜くでないぞ、悪魔たちは次なる手を考えておる。お前たちは、素振りをするのだ。毎日、毎日、毎日、休むことなく素振りをするのだ。そうすれば、道は開ける。フォッフォッフォッ」

こうして、平成25年度司法書士試験で「枠ズレ0点伝説」は終焉を迎えた。

しかし、これは新たな伝説の序章に過ぎなかった・・・、

「枠ズレ採点伝説」

戦士たちは混乱する。

そして戦士たちは、大悪魔にこう言うだろう・・・・、

「採点方法がよくわからん・・・・。」



この物語は、完全なフィクションです。
当ブログの管理者の私見に基づく創作物語です。
枠ズレ採点について情報をいただいた皆様、本当にありがとうございました!

ショシ・ヨーク







続・合格後の進路(就職で失敗しないために)

2013.10.24 (Thu)
こんにちは、ショシ・ヨークです。

さて、少し遅くなりましたが、
今回は、以前記事にした「合格後の進路」の続きを書きたいと思います。

少し内容を復習しますと、合格後の進路にも色々ありますが、
今後の進路を明確にしてから、行動しよう!とういうような記事内容でした。

そこで今回は、特に合格後は就活します、
という方を対象に記事をまとめたいと思います。
ちなみに、私は前回の記事でも書いたのですが、即独組です。
こちらをテーマにした記事は、最終合格発表後に更新していきたいと思います。

「就活」と一言で言っても、地域性がありますので、
主に共通する部分や心構えがその内容となります。

「司法書士として就活をしたことがない貴公に何がわかる!?」

おっしゃるとおりです!
今回の内容は、私の知る諸先輩方のお話や、
私が補助者としていくつかの事務所に勤務したこと、
私が事務所勤務の頃に感じたこの時期に入社してくる合格者に感じたこと、
などを勘案したものとなります。
つまり、これが全てではなく、
読者さまの「就活」の一参考資料としていただければ幸いです。

では、ここから、やっと本文です。

まず、一番大切なことは、焦らないことです。
(募集が少なく競争率の高い地域は、すみません、一概にそうとは言えないかもしれません。)
これから、新人研修や祝賀会でたくさんの知り合いができます。
さらには、単位会の研修も始まり、管轄の書士会ともつながりができます。

私もそうなのですが、就職氷河期しか知らず「就活」に対して、
とても苦手意識が強い方もたくさんいらっしゃると思います。
なので、我先になどと、どうしても焦ってしまうかもしれません。

しかし、今年合格された方は、もうすぐ司法書士なのです。
司法書士の世界は、おそらく読者さまが思っている以上に、仲間意識が強いです。
書士会、諸先輩方、同期などからの情報を得て、
事務所探しをしても全然遅くはないと思われます。

このように焦らず事務所選びをすることによって、
いわゆるブラック事務所への就職は回避できると思います。

どうしても今すぐ就職したい、という方は我武者羅に探すのではなく、
管轄の書士会に相談しながら、事務所を選ぶのが良いと思われます。
(まあこれも、合格してからの方が良いですが・・・。)

じゃあ、今は何もしなくていいのか?というとそうわけではありません。
仲間ができたからといって、その仲間が事務所を選んではくれません。
自分の目的にあった事務所を選ぶためには、
やはり事前に色々決めておいたほうが良いと思います。

では、ここからは、自分にあった事務所に就職するための心構えや注意点などなど・・・

1.就職のその先を考える
その事務所で経験を積みたいのか?ずっと長く勤めたいのか?を決めておきましょう。

2.自分のやりたい専門分野をある程度決きめておく
ご存知司法書士の業務はたくさんあります。事務所によって得手不得手があります。
特に独立のために経験を積みたいという方は、
ホームページなどで、その事務所の強みを調べておいたほうが良いと思います。
専門分野がイメージできない方は、今後の研修などに積極的に参加することをお勧めします。

3.就職時期を決めておく
面接に行くといつから働けるか聞かれます。
曖昧だと、研修行きながら働くことになります。
もちろんそれもありですが、疲れ果てます。
なので、
「研修に積極的に参加しますので、研修中は研修をメインに考えたいです。」
みたいな強い意思が大切です。
常に募集かけてる事務所は、
人手不足のところが多いので、結構強引です。

4.法人勤務か個人事務所勤務かを意識して事務所を選ぶ
独立願望がない方であれば、法人もありかなと思います。
ボス書士と意気投合すれば、社員になる道もあります。(収入アップ!・・但し、無限責任社員・・・)
法人の場合、手広く業務をこなしていることが多いです。
将来独立希望の方は、全然興味のない部署に回される可能性があります。
一方、個人事務所は、ある業務を専門にやっていることが多いです。

5.法人の面接を受けるなら、すぐに社員を勧めてくる法人には注意
「君、気に入った!!一緒に頑張ろう!!」
・・・・・怪しいです。
既存の社員さんどなたか辞められるとか・・・・。
法人の要件満たすために急いでるとか・・・・。
金儲けのために事務所拡大急いでるとか・・・。
普通、初対面の方に社員勧めませんよね・・・・。
なので、法人に勤務する場合は、社員になるのは慎重に・・・。

6.とにかく仲間を作る
ブラック事務所に勤務しないためには、やはりこれが一番でしょう!

7.独立希望の方は先輩書士がたくさんいる事務所を選ぼう
これは、私が就活のときに心がけていたことです。
ボス書士は経営者です。やはり超えることのできない一線があります。
それに比べて先輩勤務書士は、やさしいです。
色々何でも聞けます。実際、辞めた今でも私は何でも聞いてます。
なので、勤務書士がたくさんいる事務所はお勧めです。
ただ、大きすぎる事務所は何ともいえません。
生産工場化されていることが多いためです。

8.市販の素人向けの不動産登記申請のマニュアル本を読んでみる
司法書士事務所のほとんどが不動産登記を扱っています。
もちろん合格者であれば申請書はお手の物だと思いますが、
実務では、多少戸惑うところもあると思います。
事前に実務を知るうえでは、素人向けの書籍も侮れません。
特に半ライン申請に関する実務書が良いですね。
まあ、立ち読み程度でも十分ですが。

9.「不動産登記を専門に」と一言で言ってもその種類はたくさんある
銀行や不動産屋さんが顧客の決済中心事務所、最近多い相続中心事務所、
マンション登記中心事務所、登記所近く事務所などなど
もちろん事務所としては何でも受任するのでしょうが、個性はあります。
決済中心だと残業当たり前です。
相続中心なら土日勤務も当たり前です。
マンション中心なら工場です。
登記所近くならボス書士と二人きりかも。
(最近は登記の依頼が減ってきているため、このような差別化はナンセンスかもしれませんが・・・)

10.管轄の書士会に相談する
事務所の評判を一番知るのは、管轄の書士会かもしれません。
人の出入りが激しい事務所のことも、当然知っています。
親切な書士会が多いですし、有名なブラック事務所は、
書士会からも目をつけられてますので、読者さまの強い味方です。

11.お住まいの地域に修行できる事務所がないときは一時の引越しも考えるてみる
私は主に横浜の事務所で勤務しておりましたが、
地方から修行に来る書士も結構いました。
そのまま横浜に永住する方もおりました。

12.平成25年度司法過疎地開業支援事業を利用する
毎年恒例の司法過疎地で働く方の支援事業です。本年度版のリンク貼っておきました。

13.配属研修を利用する(※強い地域性あり)
これは、ブログ村のまさぴょんさんのブログに詳細ありました。
リンク貼りましたので、是非そちらも読んでみてください。(まさぴょんさん、お借りしました。)
配属研修のスタンスは書士会によって、色々違うみたいですが、
地域によっては、配属研修はぜひ利用すべきだ、という声も良く聞きます。
但し、過度の期待は禁物です。あくまで、研修なので・・・。
詳細は、管轄の書士会の新人(配属)研修ガイダンスで聞けると思います。

14.勉強三昧だった方、外に出よう(これは老婆心)
これは、事務所勤務の頃に合格者が面接に来たときに感じたことです。
「長期間、勉強に専念したんだろうな。」と感じる方が面接にいらっしゃいます。
試験がら当然といえば、それまでですが、司法書士もサービス業です。
やはり、面接では見た目も大事ですよね。
毎日、散歩するだけでもずいぶん変わると思います。
私は、来月からジムに通う予定です。(健康第一ということで・・・無理はしません。)

以上、長々と生意気に書きましたが、一番言いたいことは、
焦らずにじっくり就職活動をしよう、ということです。
合格者の方は、もうすぐ同期という強い味方ができるのですから。

来週の土曜日(11/2)は東京で「青年司法書士フォーラム」があります。
参加しようと思いますので、また記事にしたいと思います。

今回はこのあたりで失礼します。就活頑張ってください!!

※地域によっては、当該記事が参考にならないかもしれません。
これは、私の経験した地域が東京、横浜のためであり、ご理解いただければ幸いです。

新人研修と祝賀会と名刺(重要箇所一部追記しました)

2013.10.22 (Tue)
※当該記事につきましては、追加記事があります。

こんにちは、ショシ・ヨークです。

「合格後の進路」の続きをお待ちの読者さま、いつも読んでいただきありがとうございます。
すみません、ただいま準備中です。
もうしばらくお待ちください。

ということで、今回はもうすぐ始まる、研修と祝賀会のラッシュに備えて名刺をつくろう!
をテーマにしたいと思います。

まず、名刺なんてほんとにいるの?と思われた方、作ったほうが良いと思います。
新人研修や祝賀会に参加する最大のメリットは、同期のつながりをつくる、
というのは聞いたこがあると思います。

私は、今までいくつかの書士事務所を補助者として渡り歩いたのですが、
一様に諸先輩方は、同期と仲がよろしいです。
仲が良いというのは、一緒に仕事をしているというのではなく、
困ったときの相談役といった方が正しいかもしれません。
司法書士の仕事は、毎日が初めての案件といっても過言ではありません。
かといって、失敗は絶対に許されない。
そんなときに、

A「もしもし、ひさしぶり!」
B「おう、ひさしぶり!」
A「どう?忙しい?」
B「いやっ、全然、今日はさっき申請1件しただけ。そっちは?」(実は、忙しかったりする)
A「まあ、ぼちぼち、最近相続始めて、手が掛かる。」
B「相続かぁ、でも申請日決まってないし、気楽だね。」
A「まあね、ところでさ、○○ってやったことある?」
B[おう、2回くらいあるよ。」
A「○○○○付ければいいんだよな。」
B「そうそう、大丈夫!」
A「いくらくらいもらった?」
B「○万円くらい。」
A「やっぱそんくらいだよな!ありがとう、今度飲みいこうぜ!」
B「いいね!」

みたいな感じで、アドバイスをもらっているのです。
私はそんな光景をうらやましく思ってたわけです。
(まあ、やりすぎると嫌われると思いますけど・・・・。)

さあ、仲間を作りましょう!名刺をばら撒きましょう!

で、肝心の名刺なんですが、「どんなの?」って疑問に感じましたので、
諸先輩方が実際に研修などで交換した名刺を見せてもらいました。
平均するとこんな感じの名刺が多かったです。



平成○○年度合格
(※追記↑上記肩書きは、あくまで昨年度以前の一部の合格者のものを平均化したものです。肩書きは色々と問題があるため、今後肩書きなしが主流になるかもしれません。また、記載事項もさまざまです。写真付きのものあります。当該記事のコメント欄なども参考にしていただければ幸いです。斯く言う私は、思案中です。※どういう形であれ、書士会に登録されていない方は「司法書士」という記載はご法度みたいです。) 
     
         ショシ・ヨーク
         shosi・yorke


                                   東京都
                                  携帯電話 080-0000-00000
                                   E-mail shosiyorke.com


(スマホ版で見られてる方、インデントなどばらばらかもしれません、PC版でご覧ください)

住所は入ってたり、入ってなかったりでした。
私は入れる予定です。
あと、登録されてない方は「司法書士」という記載はNGらしく、
入ってる名刺はほぼありませんでしたね。
中には、手の込んだものもありましたよ。

枚数は100枚~200枚くらいは必要みたいです。
中には「300枚はいるぞ!」という書士もいました。(かなり社交的な書士です。)
私は念のため200枚くらいは作っておこうと思ってます。

名刺の作成は、枚数も多いので自宅作成は大変そうですね。
私は多分ネットで最安値の業者を見つけてお願いすると思います。
ほかに、意外に知られていないようですが、名刺の自販機もあります。(30枚1000円とやや高め。)

ということで、少し気が早いですが、研修や祝賀会に参加される方、
最終合格発表と同時に名刺作成もお忘れなく!

私は、多分祝賀会には参加しません、基本通信だったので・・・。
かつ、人見知りなので、映像などで観る限り溶け込めない・・・。

合格してたら、私のデビューは、合格者同士の話す機会があれば横浜の合格証書授与式(受験地)もしくは、東京会の新人研修(開業地)ですね。 

もちろん、ショシ・ヨークとは名乗りませんが・・・(笑)        
               




記述式の採点を研究する 第5回~枠ズレと傾斜配点~

2013.10.21 (Mon)
こんにちは、ショシ・ヨークです。

今更?

はい、今更です。

どうしても、そのままにしておけないんですよね。
まあ、私が何か研究したからといって解明されるわけではないんですが・・・・。

枠ズレって場合によっては、採点されたんでしょうかね?
傾斜配点って本当にあったんですかね?

合格された方「うん、合格してたからどうでもいい!」
惜しくも合格を逃した方「うん、もう忘れたい、触れないで!」
予備校講師「ブラックボックスを凌駕するほどの講義を行います!」
姫野先生はブログで不可思議な事象として触れておられましたね。さすが!)
っというような具合で、時が流れ、また来年も試験後から筆記試験合格発表まで受験生は悶々と過ごすことになるのだろう。

しかしですね、採点方法や配点が開示されないのは何とかしてもらいたい。
もちろん、相対的な評価もされているでしょうから、採点前に開示するのは難しいにしても、筆記試験合格発表後であれば、何かしらの基準などは開示しても差し支えはないと思うんですよね。

司法書士受験生はあらゆるものを犠牲にして、試験勉強に没頭し、試験に臨む。
コンビニやラジオから聴こえてくるミスチルや中島みゆきあるいは美空ひばりの歌が心に染みて染みて泣きそうになる日々。

介錯のない切腹など、耐えるに耐え難く、見るに見兼ねる。

そこで、私は記述式の答案を開示請求することにしました。
これは、自分の研究のためというより、お世話になった山本先生と根本先生にお渡しして微力ながら今後に役立ててもらおうと考えたからです。
次いで、伊藤塾も講座に役立ててるようなので提供しようと思います。

開示請求にご興味がある方は、伊藤塾のホームページに詳細ありますので、リンク貼っておきます。(伊藤塾さん、成績上位20位以内だけ認定の講座無料って・・・、何か切ない・・・・・です。)

で、はじめの問いかけなんですが・・・、
「省略できる登記を省略しなかったくらいの枠ズレは、採点してくれたんじゃないのかな」という声をよく見かけますよね。特に山本先生のブログのコメント欄にはそういう報告をされてる方がいらっしゃいました。
私のブログにコメントいただく方にもいらっしゃいましたし。
もしそうなら、なぜ山本先生は事前にこのことをブログで断言できたのか???

択一の神 根本先生
記述の神 山本先生
(司法書士試験の神 竹下先生←ここは変えてはいけないような気がする。毎年受験してるし・・・。)

もし、来年も的中するようなら、この説に異論はなくなるかもしれないですね。

話を戻しまして、商業登記法って思ったより点数低くなかったでしょうか?
私の場合、点数的には妥当なんですが不動産登記より出来た気がしたんですがね。
もしかして、傾斜配点???
裏面は完璧だったので、表面の配点高かったとか?
手元に答案届いたら、根本先生に意見を伺いたいと思います。
記事にできるか分かりませんが・・・・・。

ということで、不毛な研究はまだまだ続くのでした。

次回は、しっかり「合格後の進路」の続き書きます。


合格後の進路

2013.10.18 (Fri)
こんにちは、ショシ・ヨークです。
いつも記事が長文になってしまうので、何とかコンパクトにまとめようと思ったのですが、やはり長文になってしまいました。そんなまとまりのない記事ですが、よろしくお付き合いください。

さて、先日の口述試験で「平成25年度司法書士試験」は一段落したといえます。
あとは、最終合格発表を待つのみとなりました。
例年通りであれば、遅刻、欠席、終始沈黙、反抗をしなかった受験生は合格するらしいです。
なので、上記の4つをクリアされた方が「最終発表まで不安で夜も眠れない」というのは正に「杞人の憂い」です。

また、研修の日程も単位会の研修を除きほぼ出揃い、今後の予定も立てやすくなったと思われます。(東京会の方、新人研修の日程決定したみたいです。リンク貼っておきます。)
とにかくこれからは、研修三昧です。(ほとんど試験に費やしたなけなしの貯金も飛ぶように消えていきます・・・・。)忙しすぎて、不安を感じる暇はないと思われます。

ということで、今後は試験に対する不安はなくなり、研修に対する不安も始まってしまえば薄れていくものと思われます。

私のブログのコンセプトは「不安の共有」です。私含める受験生に不安がなくなりつつある今、ブログを続ける大儀が無くなってしまいました。

しかし、せっかく始めたブログを3ヶ月で閉じるのも寂しいな、ということで色々思案してみました。

2chの合格者や他の合格者ブロガーさんも話題にしておりましたが、読者さまは「合格後の進路」というものを明確に定めていますでしょうか?

「いいえ」と答えた方、危険です。
経営されている諸先輩方には失礼ですが、司法書士事務所にはいわゆるブラック事務所がいくつも存在します。
ブラック事務所の定義はさまざまだと思われますが、例えば私がブラックだと感じるものは、夜中まで働くが手当てが出ない、休日返上、ボス書士のパワハラが酷いなどです。
ブラック事務所に勤務することが全てマイナスというわけではありませんが、一番怖いのは、初めて勤務した事務所がブラック事務所であったが故に、司法書士の仕事が大嫌いになることです。
私の知人で、ブラック事務所に長く勤めて司法書士自体を辞めた者もいます。
司法書士事務所は法人含め、零細企業が多いので多少のサービス残業や休日出勤は仕方ないですが、やはり限度があると思います。

今年合格された方の中には、司法書士事務所が未知の世界だという方や就職活動に対する不安を感じている方も多いと思います。
人の出入りが激しい危険な事務所は、そんな皆様を心からお待ちしております。人は見た目ではわかりません。
予備校の就職説明会に参加すれば、優良事務所に就職できるわけでもありません。
「合格後の進路」を明確に定めずに、なるがままに事務所に就職し失敗したというのは、非常に多く聞きます。

ということで、今後の記事は専ら「合格後の進路に対する不安」を同期の皆様で共有しようというコンセプトにしたいと思います。来年以降の受験生の方は当ブログをモチベーション維持の一つにしていただければ幸いです。

では、まず当ブログを読み進めていただく前に読者様の今後の大枠を決めていただきたいと思います。

1.すぐに独立
2.司法書士事務所(法人含む)に就職する
3.一般企業に就職する
4.予備校の講師になる
5.他の資格試験の勉強を開始する
6.現状維持

今回の私のブログの守備範囲は1と2になります。それ以外を選んだ方はすみません、今回は参考程度に読んでいただければと思います。
(司法書士の全体像が見えないという方は、遊々さんの記事に分かりやすく書籍の紹介がありましたので参考にしてください。私のお勧め書籍は遊々さんの記事の④です。なぜなら司法書士の今後がポジティブに書かれているからです。はい、単純な性格です。)

ちなみに私は、無謀にも大都会で準備でき次第の独立を目論んでおります。つまり、上記の1を選びました。
補助者をしておりましたのでこの無謀さは重々承知しておりますが、軽い副業などもしておりますので、なんとかそちらで収入を得ながら挑戦してみたいと思います。

今後は私の「ドタバタ開業準備行為」も記事にしたいと思います。失敗したときは、反面教師として読んでいただければ良いかと・・・・。(「村の司法書士試験カテゴリーから出て行け」と言われるとそれまでですが・・・。)
私と同じように即独を目論んでる博打好きの方、是非、情報交換しましょう!

いずれにしろ、司法書士業界では縦のつながりや横のつながりが重要と言われています。
例えば、横のつながりは同期です。これは、研修や祝賀会などで必然的に作ることができると思われます。
一方、縦のつながりとは先輩書士と知り合うことです。
補助者をしていて一緒に働たことがあるなど以外はなかなか難しいでしょうが、ブラック事務所に勤務してからでは遅い場合があります。やはり、就職前にたくさんのアドバイスをいただけると、とても安心です。
では、どうすれば心優しい先輩に出会えるか?
一番簡単な方法は、司法書士会や諸先輩方が行っているさまざまな活動や研修に参加することだと聞いたことがあります。
例えば、有名なものに「青年司法書士フォーラム」というものがあります。そこが主催するイベントに参加すれば多くの先輩書士と知り合うことができると思われます。

ということで、特に就職活動をされる方はこの時期に色んな行事に参加することが、成功の秘訣だと思われます。
私もできる限りたくさんの行事に参加して記事にまとめていきたいと思います。

今後の就活に役立つリンク集(少なくて恐縮です。)
TACの就職説明会
伊藤塾事務所説明会
東京法経学院求人

では、ここまで読んでいただいた情熱のある未来の先生方、共に司法書士としても成功を勝ち取りましょう。
次回は、就活される方を中心に、事務所選びの注意点などを記事にできたらと思います。

今回のコンセプトもスケールの大きいものになっておりますので、是非是非、諸先輩方や同期の皆様コメント欄にてアドバイスなどいただければ幸いです。よろしくお願い致します。

口述試験の備忘録

2013.10.17 (Thu)
こんにちは、ショシ・ヨークです。

口述試験を受験された方、改めてお疲れ様でした。
また、前回の記事にてコメントいただいた方、情報を提供いただきありがとうございました。

せっかく、たくさんの方から情報いただいたので、色あせないうちに記事にまとめておきたいと思います。
今年受験された方はもう思い出したくもないと思いますが、来年度以降の筆記試験合格者の一助になれば幸いです。
※私の受験地が東京の午前の部のため、多少偏った内容になりますがご了承ください。

《口述試験の概要》
会場:東京や大阪など全国8会場

時間:午前の部 8:40集合 9:10開始
   午後の部 13:00集合 13:30開始
一人当たりの試験時間:15分
※順番が抽選のため集合時刻30分前から抽選が開始される。

受験形態:試験官2~3人に対して受験生1名で質疑応答

質問内容:不動産登記法、商業登記法、司法書士法の3つから(順序不同)で、一科目4分ほどの質問であり、午前の部と午後の部で内容は異なる。
平成25年度の概要
午前の部
不動産登記法「オンライン(半ライン)申請」
商業登記法「一般財団法人」
司法書士法「目的、業務、懲戒など」
午後の部
不動産登記法「所有権保存登記」
商業登記法「新株予約権」
司法書士法「職責、義務など」
答えれば答えるほど細かく聞いてくる印象を受けました。
助け舟は試験官にある程度の裁量があるようで、あったりなかったりみたいです。
ちなみに私の場合、のっけから助け舟だらけでした。

《無難に受験するための対策及び注意点》
・各予備校の口述模試を受験する
・予備校で過去問集をもらう
・男性はスーツ、女性はツーピースが好ましい
・司法書士法は通読しておくほうが良い(特に1条2条は暗記が必要)
・試験官が現役登記官などらしくかなり細かく質問される
・順番は抽選のため早めに会場に行っても最後になる可能性がある
・会場が自宅から遠い場合前泊の必要がある
・試験中の沈黙は極力抑える
・遅刻・欠席は不合格確定?
・助け舟を出してくれない試験官がいる(焦らずに素直に「忘れました」などと答えよう)

最後に私の口述試験を再現してみます。
8:10 会場到着(ちょうど抽選が始まってました。すでに100人くらいの列。)
8:20 抽選を引く(○組7番)
※組とは受験する部屋を指します。15組つまり15部屋あり順番は1番から12番までありました。私はある組の7番目の受験でした。
8:50 抽選が終わり会場はすし詰め状態の中、試験の説明が始まる。(司会の職員が上席職員にたびたび小言をいわれてました。公務員も大変だ!)
9:05 それぞれの組の1番の方がそれぞれの部屋に誘導されていく
9:10 試験が開始された模様(順番待ちの我々は待合室で相変わらずのすし詰め状態。ただ、机と椅子は用意されているため勉強はできます。私はこの時間で司法書士法1条2条を完璧に暗記しました。)
10:40 私の番の5分前になり受験する部屋に誘導される
10:45 試験官に「どうぞ」と入室を促され試験開始

ここからは、会話形式でお楽しみください。
試験官は2名(以下A、Bとします。)
A「はい、どうぞ」
私「失礼します。」
A「ではそこに荷物を置いてください。」
私「はい。よろしくお願いします。」
B「どうぞ、お座りください。」
私「はい、失礼します。」
B「それでは、ただいまより試験を開始します、始めに受験番号と氏名、生年月日を言ってください。」
私「はい、○○○○番、○○○○、昭和○○年○月○○日です。」
B「はい、結構です。それでは、不動産登記法から質問します。」
私「はい。」
B「申請方法には、書面を直接法務局に申請書を提出する方法と郵送で提出する方法がありますが、他に何がありますか?」
私「・・・・・・オンライン・・・申請・・・・が・・・あります。」
B「なるほど、では、そのオンライン申請には電子署名が必要ですが、それはなぜですか?」
私「・・・・・・・・・本人確認と・・・・・・」
B「本人確認?・・・・・ほかには?」
私「・・・・・正しく申請されているかの・・・・確認でしょうか?・・・・」
B「えっ????」
私「申請書が間違ってないか・・・・・」
B「改ざんされてないかということでしょうか?」(助け舟発動中)
私「はい、改ざんされていないかを明らかにするためです!」
B「・・・・はい、結構です。続いて、取下げの方法をお聞きします。書面申請の場合とオンライン申請の場合のそれぞれで答えてください。
私「はい、書面は書面で、オンラインはオンラインで行います。」
B「はい、結構です。それでは、オンライン申請をした場合電子署名を行いますね?」
私「はい。」
B「この電子署名をした場合、省略できる添付情報を個人と法人でお答えください。」
私「・・・・・・・」(頭真っ白)
B「もう一度質問しますね。電子署名をした場合、省略できる添付情報を個人と法人でお答えください。」
私「・・・個人の場合・・・・印鑑証明書・・・・でしょうか。」
B「印鑑証明書?????」
私「いえっっ・・・・・・え~と・・・・・」
B「印鑑証明書でも可能ですが・・・・じゅ・・・・」(助け舟発動中)
私「あっ、住民票・・・住所証明情報です。」
B「そうですね、印鑑証明書だと、ちょっとね・・・・はい、法人は」
私「商号・・・本店を証明する・・・・・・登記事項証明書・・・・・。」
B「うん、もっと大事なもの・・・・」
私「・・・・・・」
B「だ・・・・・」(助け舟発動中)
私「代表者を証明する情報・・・・」
B「そうだね、そっちを答えてほしかった。不動産登記法は以上です。」
A「はい、では私の方から司法書士法について質問します。」
私「はい、よろしくお願いします。」
A「では、まず目的を述べてください。」
私「はい、司法書士の制度を定め・・・・・その業務の適正を・・・・図り・・いえ・・・図ることにより・・登記、供託及び訴訟などに関する・・・・手続の適正かつ円滑な・・・・実施に資し・・・・もって国民の権利の保護に寄与することを目的とします。」
A「はい、いいでしょう。では、司法書士の業務を簡易裁判所の代理以外で思いつくものすべて述べてください。」
私「はい、登記、供託の手続きの代理、裁判所に提出する書類の作成・・・・」
A「他には・・・・」
私「・・・・法務局に対する審査請求の代理・・・・。」
A「あとは思い浮かばないですか?」
私「・・・・はい・・・・」
A「では、つづいて司法書士に対する懲戒を述べてください。」
私「はい、戒告・・・・2年以内の業務停止・・・業務禁止があります。」
A「はい、結構でしょう。続いて商業登記法に移ります。一般財団法人より質問します。」
私「・・・・・一般財団・・・ですか?」(完全に頭が真っ白になりました。以下の再現は曖昧です。)
A「はい。一般財団法人におかれる機関を述べてください。」
私「・・・・・機関ですか?・・・・」
A「はい。」
私「評議員・・・・・理事・・・・監査・・・・あれ?・・・・かん」
A「出てきませんか?」
私「はい・・・監査役じゃなくて監査人じゃなくて・・・・・。」
A「はい、いいです、じゃあ評議員の選任方法は?」
私「・・・・定款で・・・」
A「はい、じゃあ理事は?」
私「評議員会の決議で・・・」
A「決議要件は?」
私「過半数?・・・・」
A「はい、理事や監査役みたいな機関の登記事項は?」
私「氏名・・・・・・住所・・・・・」
A「住所?」
私「ええと・・・・・はい・・・・いいえ・・・・」
A「はい、いいでしょう、他に定款で置くことができる機関がありますよね?」
私「はい、会計監査人です。」
A「はい、じゃあ置いた場合の添付書面は?」
私「ええと・・・・・公認会計士であることを証する書面と就任承諾書です。」
A[法人だったら?」
私「・・・・監査法人の登記事項証明書・・・・」
A「はい、最後に財産の拠出を証する書面としてどんなものがありますか?」
私「・・・・・・・・わかりません・・・・・」
A「うん、例えば株式会社だったら?」(助け舟発動中)
私「・・・・・ええと・・・・通帳とかですか・・・・?」
A「はい、まあいいでしょう、それから、さっきの機関のところ監査役じゃなくて監事ね。」
私「はい、すみません、勉強しておきます。」
B「はい、以上で試験は終了です。ご苦労様でした。」
私「はい、ありがとうございました。」
退室前にもう一度
私「ありがとうございました。失礼します。」
AおよびB「はい。」

以上、かなり記憶が曖昧ですが、大体こんな感じでした。
私の受け答えはそのまま再現しており、間違ってる可能性の方が高いので、絶対に参考にしないでください。
まあ、こんなぼろぼろでも、沈黙や故なき反抗はしていませんので大丈夫だと信じております。
(合否の結果がでましたら、上記の箇所は更新したいと思います。)

長文読んでいただきありがとうございました。


お詫び

前々回の記事「口述試験に向けて」において、口述試験の順番はくじ引きではあるが、早く行けば早く行くほど早く終わる可能性が高い、と記事に書きましたが、どうやら、抽選箱の中はしっかり混ぜられており、とりわけ早く終わる可能性が高くなるわけではないようでした。記事を信用していただき早くに会場入りされた方おられましたら、申し訳ありませんでした。


口述試験を終えた雑感

2013.10.15 (Tue)
こんにちは、ショシ・ヨークです。

たった今、渋谷にて口述試験を受験してきました!

思ったより、緊張しませんでした。
それより、受験する方の多さに圧倒されました!
さすが、東京ですね。

試験官もかなり穏やかでした。

質問の概要を簡単にまとめておきます。

不登法「オンライン申請について」
書士法「目的や懲戒など」
商登法「一般財団法人について」

商登法は全然答えられず、試験官にかなり助けてもらいました。

渋谷で午後受験の方、かなり早めに並んだ方が良いと思います。思った以上に皆さん早めに並んでました!

試験自体は全く心配ないと思います。帰りの電車だけ気をつけてください。



追記

口述試験を受験された方、大変お疲れ様でした!
無事にご帰宅できましたでしょうか?

コメント欄に私以外の方の雑感もたくさん寄せられております。
コメント欄も合わせて楽しんでいただければと思います。

では、今後の研修など頑張りましょう!

口述試験に向けて

2013.10.14 (Mon)
こんにちは、ショシ・ヨークです。

いよいよ、口述試験ですね。
今回は口述試験を無事乗り切るために予備校や諸先輩方のアドバイスを簡単にまとめておきたいと思います。

因みに、私は口述模試は受けてませんので、読者さまの方が詳しいかもしれませんが、最終確認程度に読んでやってください。

1.欠席や遅刻、黙秘や理由なき反抗をしない限りは落とされることはないらしい。
(昨年度の合格率:約99.64% 最終合格者838名/筆記試験合格者841名で計算)

2.知識よりも、人格が問われる。(わからないことは、「わかりません」と答えても問題なし。黙秘は厳禁!)

3.当日の順番は、くじ引きである。集合時間よりも早く行けば行くほど、早く終わる可能性が高いらしい。(受験番号の順ではないんですね。)

4.質問は、不登、商登、書士法の3つの法律から。

5.当日発声練習を兼ねて、書士法1条2条を音読する。

6.当日は男性はスーツ、女性はツーピース。

7.本番で緊張のあまり椅子から滑り落ちても、口述試験は滑り落ちない。(昨年合格者談)

8.人生で一番緊張する日になるかもしれないが、皆同じである。思いっきり緊張しましょう!


最後に当日混乱しないためにも明日のイメージを書き記しておきたいと思います。

6:00 起床

6:15 朝食

6:30 発声練習(書士法1条、2条を音読)
(目的)
第一条  この法律は、司法書士の制度を定め、その業務の適正を図ることにより、登記、供託及び訴訟等に関する手続の適正かつ円滑な実施に資し、もつて国民の権利の保護に寄与することを目的とする。
職責)
第二条  司法書士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。

6:45 スーツに着替える

7:00 出発

7:30 渋谷到着

7:35 スクランブル交差点のスタバで一息

7:50 集合場所に向かう

8:00 集合場所到着

8:40 集合時刻

9:10 試験開始

以後は、成り行き任せ

《持ち物》
口述試験受験票、筆記具(黒インクの万年筆又はボールペン)

《当日注意すべきこと》
連休明けは人身事故が多いので、余裕を持って電車に乗る。
台風情報をチェックする。

以上、口述試験に向けてでした。

今日は、不登法と商登法の突貫工事になりそうです。

では、皆様(自分含む)のご健闘をお祈りいたします。

筆記試験合格後のスケジュールをまとめてみる

2013.10.07 (Mon)
こんにちは、ショシ・ヨークです。

先週の合格発表から浮かれた日々を過ごしておりましたが、まだ最終合格をしたわけではなく、さらにはこれから司法書士になるためにいくつかの研修に参加しなければなりません。

さてさて、私たちの次なる不安は研修やら手続きやらお金やらの筆記試験合格後の未知なる世界。
合格できるなんて少し期待はしていたけれども、その後の準備なんてほとんどしていませんでした。
そんな地に足がつかない日々の中で「忘れてた!」とならないように今後のスケジュールをまとめておきたいと思います。
(個人でまとめたものです。各箇所にリンク貼りましたので、必ずご自身で再度確認するようお願い致します。)

平成25年10月15日(火)口述試験

同日 第13回司法書士特別研修(簡裁代理権取得のための研修)募集要項の配布開始

平成25年11月5日(火)午後4時 最終合格者の発表
(同月中に受験地の法務局にて合格証書授与式あり 詳細は最終合格者に通知が来る模様)←更新

同日 平成25年度司法書士新人研修事務局開設

同日 平成25年度司法書士中央新人研修申込み開始

《新人研修》
中央新人研修(前期)
東地区(つくば)
平成25年12月19日(木)~21日(土)(←ホテルの予約、今なら安いです
西地区(神戸)
平成25年12月17日(火)~19日(木)(←ホテルの予約、今なら多分安いです)

中央新人研修(後期)
全国8会場で日程は共通(会場は先着順)
平成26年1月20日(月)~平成26年1月23日(木)

ブロック新人研修(実務に即した研修)
(8つのブロックに分かれて研修、日程はブロックによって異なる)
北海道ブロック平成26年1月10日~16日
東北ブロック平成26年1月9日~15日
関東ブロック平成26年1月11日~18日
中部ブロック平成26年1月13日~19日
近畿ブロック平成25年12月7日~9日、13日~15日、21日~23日
      平成26年1月10日~13日
中国ブロック平成26年1月8日~15日
四国ブロック平成26年1月8日~14日
九州ブロック平成26年1月11日~17日
(近畿ブロックすごいですね。)

受講料73,500円(中央研修42,000円 ブロック研修31,500円)

《特別研修》(簡裁代理権取得のための研修)
平成26年1月25日(土)~3月2日(日)
その他の詳細は未定

《各司法書士会の新人・配属研修》
それぞれの司法書士会のホームページを参照してください。
東京会は未定でしたので、研修が厳しいといわれる神奈川会のリンク貼りましたので参考にしてみてください。書士会によって全然違うみたいなので注意してくださいね!!

以上、私の知る今後のスケジュールでした。

新人研修は参加しなくても司法書士登録ができる(各書士会によって違うと思います、ご注意ください!)と聞いたことがありますが、私は身を引き締めるためにも参加する予定です。
平日のため働きながらだと少々スケジュールが厳しい部分がありますが、何とか全部出席したいと思います。

ちなみに私は、来年の特別研修は仕事のため参加できそうもありません。(現在調整中)
認定司法書士の道は再来年に持ち越しとなりそうです。
その分必読書は先に読んでおこうとは思っています。

では、皆様も諸々の手続きお忘れないように、無事研修でお会いしましょう!!
いいえっ、その前に口述試験頑張りましょう!!!

PS
私のブログにはとてもありがたいことにたくさんの方からコメントをいただきます。その中には私の記事など足元にも及ばない情報を提供してくれる方がおります。一人で不安だという方、LEOさん(司法試験及び司法書士合格者)、bassさん(同期合格者)、つばきさん(同期合格者)のコメントは必見です。口述試験などのアドバイスもあります。是非過去記事のコメント欄も読んでみてください。(御三方いつもありがとうございます、HNを記事に出してすみません。不快なればすぐに削除します。)

成績発表

2013.10.04 (Fri)
こんにちは、ショシ・ヨークです。

本日、成績通知と口述試験の受験票が届きました。

やっと筆記試験に合格したという実感と共にホッと一安心しました。

今はスタバにてスマホ片手に記事を書いております。

今日の夕方から少し忙しくなるので、成績のみ先に記事にしておきます。
他人の成績などどうでも良いと思われる方もいらっしゃると思いますが、私の4年間の努力の数字になります。一読してやってくだされ。

午前の部 99点 34位
午後の部 84点 2268位
記述式
不動産登記 28.0点
商業登記 24.0点
合計 52.0点 217位
総合 235.0点 252位(順位は法務省のHPより)

因みに、記述の自己採点は良くて45点と予想、LECの採点は55点でした。

記述につきましては、次回以降にもう少し分析したいと思います。

口述試験は会場が渋谷とありました。
てっきり九段下だと思っていましたので、意外でした。

口述試験対策も抜かりなく頑張ります!

合格された皆様、新人研修の際のホテルは予約したでしょうか?私はコメントいただいた方のアドバイスにより、早速予約しました!二泊で7600円でした!もしかしたら諸事情でキャンセルするかもしれませんが、一先ず安心です。
皆様もお早めに!
(bassさんアドバイスありがとうございました!)

以上、成績発表でした。

筆記試験を数字で総括する

2013.10.03 (Thu)
こんにちは、ショシ・ヨークです。

前回の記事ではたくさんの方から祝福のコメントや合格のご報告をいただき、本当にありがとうございました。
ブログ村っていいですね。

筆記試験の発表はありましたが、もう少しブログを書いていこうと思います。
皆様、どうぞよろしくお願い致します。
(タイトルも少し変更するかもしれません。)

さてさて今回の記事は、我々が合格した平成25年度はどれくらい大変な年だったのか?数字で読み解きたいと思います。
当然このようなことは、各予備校が行うわけなのですが、今日届くと思っていた成績通知がまだ届かないため届く前に少しまとめておこうと思い立った次第でございます。
(一人でまとめるため若干の誤差はあると思われます。悪しからず。)

出願者数 27,400人
受験者数 22,494人
合格者数 794人

合格率  
(出願者を分母)約2.89%
(受験者を分母)約3.53%

合格基準点
午前択一 28問(84点)
午後択一 27問(81点)
記述式  39.0点(平均点38.69点)
筆記試験合格点 221.5点
上乗せ 17.5点

各基準点突破人数
午前択一 3,077人
午後択一 3,966人
記述式  1,152人

択一基準点突破人数  2,177人
択一基準点突破者の合格率 約36.4%

記述式基準点突破者の合格率 約68.9%
総合落ち人数 358人

それぞれの最高得点
午前択一 35問(105点)
午後択一 35問(105点)
記述式  68.5点
総合得点 260.5点  

いやはや、今年も例年通り大変な試験でした。

記述式の基準点はは、平成21年度以降は40点前後をキープですね。
これは本当に傾斜配点などの点数調整していそうですね。

今年の基準点の予想などはLECが良く当たった印象を受けました。
根本先生や海野先生のお力でしょうかね。
松本先生のアンケートの集計も楽しみですね。的中してそうです。
来年は是非、点数と一緒に受験生がどの論点を間違えたのかアンケートとってほしいですが・・・。

では、次回以降は口述試験についてや私の成績通知などを記事にしたいと思います。 

合否のご報告

2013.10.02 (Wed)
こんにちは、ショシ・ヨークです。

移動中なので、取り急ぎご報告のみで失礼します。

番号ありました!

合格です!

前回の記事のコメント欄にチキンさんの報告もあります!
是非ご覧ください!

前回の記事にコメントいただいてる合格された皆様、
おめでとうございます!

少し落ち着いたら、返信させていただきます!

ありがとうございました!

合格発表前の最終更新とチキンさんへのメッセージ

2013.10.01 (Tue)
こんばんは、ショシ・ヨークです。

いよいよ明日合格発表ですね。

特に内容はありません。
今回はごあいさつのみです。

筆記試験後にブログを書き始めたブログ村の新参者の私に温かいコメントをしていただいた皆様、
本当にありがとうございました。
時には厳しいご意見もいただきましたが、3ヶ月間楽しく過ごせました。

コメントをいただいた多くの皆様とは、平成25年度合格の同期になると信じております。

本当に永い永い3ヶ月間お疲れ様でした。

次回の更新で合否の報告をさせていただきます。



チキンさんへ

私はチキンさんのブログの一ファンでした。
何といいますか、ブログ村に行くと元気なチキンさんの記事があると安心するといいますか。
うまく表現できませんが、楽しく拝見しておりました。
チキンさんのご決断とても残念ですが、お気持ちお察しします。

私は、司法書士になるまではブログを続けるつもりです。
気が向いたら遊びに来てください、コメントお待ちしております。

司法書士になってからでもいいので、気が変わったらまたブログ書いてくださいね!
楽しみにしております。

チキンさんの合格報告も楽しみにしていますよ!

ブログ本当にお疲れ様でした。

ショシ・ヨーク

※チキンさんにメッセージ残したい方、コメント欄自由に使ってください。






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